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憲法についてさまざまな意見を交換する場を創りたい

 第61回目の憲法記念日を迎え、今年も護憲派、改憲派、それぞれが各地で集会を開いた。意見がはっきりしている人々はそれぞれの考え方に合った集会に参加したことだろう。しかし、日本国憲法を大切に思っている人でもなかなか護憲派の集会には参加できない。反対に憲法改正が必要だと感じている人でも積極的に改憲派の集まりに参加することは少ないのではないだろうか。

 5月1日に集会を開き、衆参両院に設置された憲法審査会の早期始動を求める決議を採択した「新憲法制定議員同盟」のように改憲派は、着々と改憲への準備を進めている。また、名古屋高裁のイラク空輸違憲判決に見られるように解釈改憲の限界も示されるようになっていきている。違憲判決を高く評価するが、違憲判決があったことと改憲は別である。解釈改憲の無理が露呈されたために改憲派にとっては、憲法「改正」の必要性を感じたことだろう。

 こうしてみると、改憲への動きは強くなったいえる。私たちが日本国憲法の改正について「国民投票」というカタチで否応なく意思を明らかにしなくてはならなくなる日が近づいているように思えるのだ。

 憲法についての態度を投票というかたちで明らかにする際に、選択を誤らないようにするためには、国民ひとりひとりが日本国憲法についての正確な知識を十分に持ち、さまざまな意見を聞き、日本国憲法についての自由な意見交換ができるようになっていなくてはならない。だが、現状では、意見の違いを認め合い、憲法について一緒に考え、意見交換をする場があまりにも少ない。二院クラブは、三つの課題の一つとして「憲法を暮らしの中に定着させる」ことを掲げている。しかし、憲法についての検討や議論を否定してはいない。憲法について自分の頭で考え、自分のコトバで語る場が必要だ。憲法について正確な知識や多様な意見の交換の場を二院クラブが提供できるようにしていきたい。

( 2008/5/3 原 秀介 )

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