本 二院制でダブルチェック トップへもどる
 日本の国会は衆議院と参議院の二院で構成されていて、このような制度を二院制と呼びます。先進国のほとんどは二院制をとっています。

 二院制がとられている理由は?

 国会は国民の生活に影響する法律や予算など大切な事柄を決めるので、一つの場所(院)で話し合うより、同じテーマをもう一度別の場(院)で別の人たちがもう一度話し合って慎重に決めることが二院制のねらいです。つまり行政の監督や法律案をダブルでチェックするのです。また、二つの院があることにより国民の多様な意見と利益をできるだけ広く反映することができます。
 衆議院と参議院の関係でいうと、参議院は「良識の府」「再考の府」と呼ばれ、衆議院の決めたことに行きすぎがないかチェックしたり、衆議院の足らない点を補うことも求められているんです。そういう意味で衆議院を「第一院」、参議院を「第二院」と呼ぶこともあります。




 衆議院と参議院の違いは?
   衆議院と参議院の違いを比較します。


権限の違い
  衆議院は内閣総理大臣の指名、法律の議決、予算の議決、条約承認について参議院に優先します。
  衆議院だけが出来る権限として、内閣信任決議・不信任決議があります。
  慣例として内閣総理大臣は衆議院議員から出します。
議員の定数
  衆議院は480人、参議院は242人
任期
 
衆議院: 4年(ただし解散があるので実質任期は平均約2年半)
参議院: 6年(3年ごとに半数づつ選び直す)
院の役割
 
衆議院: そのときどきの国民の意思や世論をより強く反映すること(解散があり任期が短いため)
参議院: じっくりと時間をかけて長期的な視野で調査・審議すること(解散がなく任期が長いため)



480人 定員 242人(比例代表96、選挙区146)
4年 任期 6年(3年ごとに半数改選)
25歳以上 被選挙権 30歳以上
小選挙区、比例ブロック 選挙区 比例代表区および選挙区
あり 解散 なし
あり 内閣不信任 なし



ワンポイント解説


内閣総理大臣の指名
両院協議会
内閣信任決議・不信任決議

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